土曜日に同級生4人と月岡温泉に行ってきた。
一泊し、おいしい食べ物、仲間との会話、で飲む酒は格別だった。
温泉も硫黄分が強く、黄色い色でにおいも強よく、あったまる。
3度も入った。
帰りに「刀剣伝承館」に寄った。
人間国宝 天田昭次氏の日本刀の数々が展示されていた。
天田氏は昭和2年の生まれだそうだが、今だ健在にしておられるらしい。
私も天田氏の生まれた本田村の隣の部落の生まれで、地元にこんな凄い人がいたとは思わなかった。
同級生の一人が、町内に和菓子店の知り合いがいる、ということで会うたびに何かを持ってきてくれる。
今回は餡が入った餅を持ってきてくれた。
折角だからありがたくもらった。
でも俺は甘いものは食わない・・・
そうだ帰りに爺婆のところにと思い寄ってみた。
お袋はいなかった。
少しぼけ気味の爺しかいなかったので、餅が6個入った箱と財布から1万円を出して渡した。
会話に間が持てないと、すぐに引き上げた。
帰りながら、一人で餅を食って、喉に詰まらせなければいいがっと思いながら帰った。
夜になってお袋から電話があった。
ありがとうと言うことと、やはり爺はすでに餅を2つも食っていたらしい。
その上俺の財布をしっかり見ていたらしい。
「財布がパンパンで相当入っていた」とお袋に話したと言って大笑いした。
ぼけたふりして油断のならない爺だ。