雪花


本当に積もるときは、夜更けにシンシンと降る。本当にシンシンという音がする。つもり始めると、その雪が吸音する。なおさらシンシンとする。そんな夜は覚悟をする。翌朝は必ず膝まで積もってる。記憶にある最大は120センチあった。身動きでき出来ない。西高東低の気圧配置のときは風が強い、最初は吹雪でさほど怖くは無い。本当に怖いのは風がやんだ後、雪がシンシンと降り始めたときだ。
近頃ではそのような雪は新潟市ではめったに降らなくなった。でも風がなく雪が降るとこの写真のように葉の落ちた枝に白い花が咲く。
仕事に行く途中に見つけたので思わず撮ってしまった。

外で8時間仕事をしてると、芯まで冷える。よけいに疲れる気がする。とにかく直ぐに風呂にお湯を入れ本を持って浸かった。このときが俺の至高のときだ、好きな本の世界に入り込む「アガルタ」思わず勃起した。何だこの本は、花村満月、恐るべし!刺激的すぎる、むっ・・ふむふむ・・