今日は読書日

*[読書]
今日は北風とともに霙模様で町中がふるえている。今朝のテレビでアネハ問題で建築確認申請が下りない、といった報道があった。聞いてはいたがこんなに落ち込んでるとは思わなかった。どうりで仕事が無いわけだと納得したが死活問題だ。徐々によくなってるらしいが、それにしてもこの半年間の仕事が半分に落ち込んだ。建築業界も倒産が増えてきたようだが心配だ。
よって時間もあり過ぎで大好きな読書が出来る。特に「佐伯泰英」は大好きな著者で70冊は超えたと思う。
今日も、密命シリーズの「遺髪」堪能し余韻に浸っているところだ。これから居眠りいわね江戸双紙「朧夜ノ桜」の世界に入る。
小説を読むようになったのは、ここ3年ぐらい前からだが、それまでは入門書や専門誌雑誌、趣味の本あるいはハウツーものなどばかりであった。小説は読み始めるが、集中できなくて読んでいるのに違うことを考えていたりして途中で投げ出す。
眠くもなる。ある日気づいた「読書は体力がいるのだ」とそれにはまず最後まで読んで読む体力をつけようと思った。
そしてなぜか知らないが家にあった高木彬光の「炎の女」があった。これが字が小さいし、込み合ってるし、長編で大変だった。
でも我慢して最後まで読んだ。その後はNHKの「週刊ブックレビュー」で紹介される本で面白そうなものを順番に買って読んだ。
3ヶ月で30冊ぐらい読んだあたりから、今度はいくらでも読みたくなった。段々自分の好きな分野が分かってきた。
時代小説である。特に心にしみたのは「藤沢周平」だった。なきながら読んでたことは良くあった。
「居眠り岩音」は1日で読んでしまえるようになってて、おこんや岩音、長屋の住人と別れるのが辛くなるときもあった。
何でもっと早く小説を読んでいなかったんだろうと今は悔やんでいる。
東野圭吾の「容疑者Xの献身」では最後に息が詰まるほど泣いた(笑)テレビでドラマ化されるらしいが・・・
去年は年間100冊しか読めなかったが、今年は月10冊ペースぐらいにしたい。