久々に親の顔を見に行ってきた。
「元気にしていたかい?」と親父に言うと「元気でね」と返ってきた。
大正14年生まれに「元気か」もねえかと思いながらそれでも元気そうジャンと思った。
1戸建の借家い住んでいるのだが、同じ作りで12軒並んでる。
その借家の斜め向かいの家で、40代の男と30代前半の妻それに保育園に行ってる男の子と姑の4人暮らしの一家がいたらしい。
そこの子供がよく、怯えて泣きわめいて外に出されていたらしい、それをうちのお袋がそこの親父に「何で小さい子を泣かせるか」と言ったらしい、そしたら親父が切れて「てめえに関係ねえ」と怒鳴ったらしい、その日はそれで済んだらしいが、姑が気にした態度になったらしく、子供の泣き声もしなくなって1月ほど続いたらしい。
でも、その後引っ越して行ったと聞いた。
勘繰りだが、子供の虐待が繰り返されていたと思わざるをえなかった。
俺は、お袋によく勇気を持って言ってくれたと思った。
何も考えずに感じたまま言ったんだろうが、そういうことが大事でわないかと思い、お袋を褒めた。